富岡市岡本の西方寺。




西方寺の由緒は不明。

元応2年銘と貞治2年銘の板碑。両板碑とも石材は地元の点紋緑泥片岩

鎌倉時代末、元応2年(1320年)の建立。上部が割れて(欠けて)いるが、高さ242cmを誇る。群馬県内で2番目に大きい。

南北朝期、貞治2年(1363年)の建立。大日如来が刻まれている。貞治は北朝の年号。
富岡から甘楽、下仁田にかけて北朝の勢力下にあったのか、意外と北朝方に縁故のものがある。
富岡・光厳寺(北朝初代・光厳天皇の開基)
下仁田・貞治6年銘の板碑
甘楽・観応元年の五輪塔(庭谷の五輪塔)

門前の「力士 桺川子之吉の碑」。地元出身の力士なのか、調べても分からなかった。
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