藤岡市上大塚の大塚山大雲寺。

大雲寺は文禄3年(1594年)、光徳寺(藤岡市)10世・光山梵徳和尚の開山と伝わる。
光徳寺が天正18年(1590年)の創建といわれているので、4年後に10世?って思ってもう一度調べてみたら、光徳寺は芦田氏(依田氏)が信濃国佐久から藤岡に移封された際、佐久光徳寺の7世を伴ってきたらしい。
それでも4年で7世から10世に? の疑問は消えず。と言うことで、光徳寺の創建がもっと古いか、大雲寺の創建がもっと遅いかということ。
(光徳寺は「芦田氏の菩提寺 -光徳寺-」参照)

本堂は安永8年(1779年)の建立。当然、その後改修を重ねているが、当時の様式を残しているという。

境内に庚申塔が集められている。


聖観音を祀る観音堂。観音堂は昭和54年(1979年)の再建。
大雲寺は南毛33観音霊場の第8番札所である。
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