渋川市横堀の三国街道一里塚。
横堀宿は三国街道の宿場町で、慶長年間(1596~1615年)に整備されている。一里塚は三国街道を挟んで一対で存在していたが、西側の塚は開発で消滅し、東側のみ現存している。
一里塚の大きさは東西15m、南北8m。塚の中央にはケヤキが植えられている。ケヤキは目通り周約4mで、一里塚設置時のものと考えられる。
石祠、石碑、石灯籠、馬頭観音などが祀られている。
三国街道は高崎から新潟・寺泊へ至る街道。群馬・新潟県境の三国峠が有名。群馬から新潟の苗場や湯沢へ行くときに使うと思う。戦国期には上杉謙信が関東遠征の際に利用し、江戸時代には新潟の各藩が参勤交代に利用するなど重要視されていた。
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「吉岡町上野田・三国街道の一里塚」
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