太田市本町の春日神社。
太田春日神社は元享3年(1323年)新田義重が春日大社から神霊を勧請し新田家の崇敬社とした。その後、応永5年(1398年)現在地に遷座し太田の総鎮守となる。
以上は案内板からだが、「元享3年(1323年)新田義重が」って明らかに間違ってるだろ。義重は新田氏の祖で平安末から鎌倉初期の武将。元享3年が正しいなら義貞の時代だし、義重が正しいなら年代が間違っている。
狛犬が南国風。奉納者は元台湾・台北市長。戦時中、中島飛行機で働いていたようだ。その後、昭和50年代に作り直している。
境内はあまり広くないが、社殿も含め雰囲気は良い。拝殿や本殿の彫刻も素晴らしい。ただ、屋根は瓦風だけどね。
由緒の間違いはさて置き、新田氏関係は間違っていないと思うので、往時の境内は相当広大だったと推定される。現在は街中になってしまったので、しょうがないけどね。
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