太田市菅塩町の聖天山善泉寺。
善泉寺は文明13年(1481年)益田一族の館跡を祈願所としたのが始まりという。益田氏は藤原秀郷系といわれ、横瀬氏(由良氏)の配下であった。一説には大胡城を築城したともいわれるが、もちろん定かではない。また、大胡城が横瀬氏支配時の城主であったともいわれる。
一時衰退していたが永正元年(1504年)再興され、任空により高野山から秘鍵弘法大師像が納められ、真言密教の道場とされた。秘鍵弘法大師像とは剣を持った弘法大師像だが、この剣は「文殊菩薩の剣は諸戯を断つ」ということかららしい。
善泉寺の秘鍵弘法大師像は、現存する関東唯一の像である
薬師堂に祀られる薬師如来は「トラ薬師」と呼ばれ、目の病にご利益があるとされる。
善泉寺についてはいろいろ調べたが、不明の情報が多い。自分で書いておいてなんだが、今回は未確認情報が多いのでご注意ください <(_ _)>
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