太田市新田小金井町の青池山医王寺。
医王寺は正保2年(1645年)良伝の開山と伝わる。明治8年(1875年)に火災により堂宇が焼失、寺歴などは失われている。
本堂は明治10年(1877年)に再建。その本堂も最近新築されたようだ。
本堂手前の参道脇に「不動堂兼観音堂」がある。プレハブ小屋で風情の欠けらもない。古いだけが取り柄じゃないけど・・・。
不動堂内の不動明立像。青銅製で高さは約1.7m。背面の銘文には、明和4年(1767年)に時の医王寺住職・永雄が建立したとある。
観音堂には半伽思惟の如意輪観音が安置されていると聞いていたが、本堂の新築を機に本堂へ移されたようだ。
不動堂と観音堂の中は敷居もなく一体型だが、観音堂はすっかり物置状態だった(苦笑)。
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