高崎市吉井町東谷の舟石。


舟石は、多胡碑に刻まれている「羊」と考えられている羊太夫が、天から降りてきた時に乗ってきた船といわれている。
県道沿いの畑(道より少し高い)の端っこ、県道側に(ポツンと言うかデンッて言うか)ある。舟石の周りは同様の巨石はなく、確かに意味深な状況である。


全長3mくらい、高さ1.5mくらい(いずれも目測)。ただ、上部がえぐれてはいない。羊太夫の時代からは既に約1300年も経っているから、長い年月で土砂などで埋まったとも考えられるけどね。
天から降りてくるのに石の船に乗ってきたら、「降りる」ではなく「落ちる」じゃないか、などと無粋なことを言ってはいけない(笑)。
羊太夫に関してはよく分かっていないのが本当のところ。オレも知識はあまりないので、下記に羊太夫に関係する過去記事を載せておくので、興味があったらどうぞ。
過去記事
「昔を語る多胡の古碑」
「藤岡市上落合・七輿山古墳」
「高崎市吉井町神保・辛科神社」
「藤岡市上落合・七輿山宗永寺」
「羊太夫を祀る・羊神社」
「前橋市元総社町・鷲霊山釈迦尊寺」
「高崎市吉井町馬庭・疋田山随雲」
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