伊勢崎市宮子町の宮子神社。

宮子神社 (1)
宮子神社 (2)
宮子神社の創建は万寿2年(1025年)と伝わる。ただし万寿2年は社殿を造営した年で、それ以前から郷民の氏神として五穀の豊穣を祈り季祭を営んでいたという。

宮子神社 (3)
宮子神社 (4)
三の鳥居は明治41年(1908年)に合祀された龍神宮のもの。
(「浦島太郎伝説・龍神宮」参照)

宮子神社 (5)
宮子神社 (6)
江戸時代は領主である旗本・跡部氏の崇敬を受け、社殿の修理を行うとともに祭祀料が寄進されている。跡部氏累代の墓は同町内の紅厳寺跡にある。
(「跡部氏の菩提寺・紅厳寺跡 その2」参照)

宮子神社 (7)
宮子神社 (8)
本殿は覆屋内だが、覗いて見ると素晴らしい彫刻が見えた。

宮子神社 (9)
境内にあった由緒版を読むと、郷民の宮子神社への信仰心の強さが分かる。でも、この由緒板はアクリル板でカバーされているので、光が反射して読むのに難渋した。