富岡市妙義町下高田の高太(たかた)神社。


高太神社は弘仁年間(810~24年)の創建とされる。弘仁と言えば平安時代。その後、長禄2年(1458年)に再建されたと伝えられている。



鳥居をくぐり石段を登ると、直交する形で社殿が建っている。鳥居は北向に建っており、社殿は東向きとなっている。


本殿は覆屋で見えないので、拝殿から覗いてみた。
本殿は身舎(もや)桁行約120cm、身舎梁間130cmで、それに向拝梁間約120cmが付き、軒高約280cmと小さな造りである。春日造りで屋根は向拝に軒唐破風を付け全面こけら葺となっている。また、すべて彩色を施さない木地である。
軒札から寛政5年(1793年)の建立。

ちょっと傷みが激しい神楽殿。軒の上の方に産額が奉納されていた。とはいえ、もうほとんど読めない。調べてみたところ、明治22年(1889年)に関流・矢島喜三郎他の奉納。
神楽殿は、ぼちぼち修復しないとやばいような気がするけど・・・。
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