太田市藪塚町の西野の層塔及び残片。
2基の層塔が残っているが、残片も含め相輪部2・笠部7・基壇2あるため、実際は2基以上のものが混在しているものと考えられ、正しい組合せは不明のようだ。
製作年代は、凝灰岩を使用していること、屋根部の稜線と軒端の反りが少ないこと等から、鎌倉時代中期のものと考えられてる。
この塔についての由来は一切不明だが、有力氏族の供養塔と考えられている。近くには「伝・藪塚氏の墓」もあることから、藪塚氏との繋がりのある関係者といったところか。
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