太田市新田金井町の医王山長命寺。
長明寺は、永禄3年(1560年)僧・重圓により開創されたが、当初は長福寺と称していた。
明治13年(1880年)の火災により全堂が焼失したが、本尊大日如来と薬師如来は難をまぬがれた。昭和28年(1953年)に明源寺と合併し長明寺に改称している。(明源寺も明治期に焼失している)
現在の本堂は間口七間の入母屋造り瓦葺で、平成4年(1992年)の再建。
長明寺は新田一族の金井氏の館跡といわれているが、当時をしのぶ遺構などは残っていない。金井氏は岩松氏の祖とされる岩松時兼の3男・長義から始まるとされる。
長明寺は関東88ヶ所霊場の第6番霊場となっている。
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