高崎市八幡原町の八幡原A号及びB号石槨。
この石槨は若宮古墳群(烏川と井野川の合流地点左岸部に分布)の発掘調査時(昭和49年:1974年)に発見された。若宮古墳群の15号墳の主体部がA号・B号石槨。15号墳は直径約10.3mの円墳で、5世紀中頃から後半の築造と推定される。
若宮古墳群は、古墳が非常に密集して築造されているのが特徴で、17基の古墳と26基の石槨が確認されている。
フェンスで囲まれた内部を覗くと、枯草で覆われ何も見えない。何となく、いくつかの「石」がうっすら見えたが、石槨を確認することはできず。
高崎市のHPから。
こんな感じで石槨が2つ並んでいるようだ。A号石槨は長さ167cm、幅28cm、B号石槨は長さ150cm、幅26cmなので、夫婦が埋葬されたものかも。
副葬品としてA号石槨から鉄剣2本、鉄製刀子1本、B号石槨からは鉄剣1本、鉄製太刀1本が出土している。
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