甘楽郡甘楽町福島の天王塚古墳。

天王塚古墳 (1)
天王塚古墳は神明塚とも呼ばれる。全長76mの前方後円墳で5世紀初頭の築造と推定され、鏑川流域に分布する前方後円墳の中では1番古いものである。

前方部幅39m、高さ7.5m、後円部径約50m、高さ10mで、後円部が前方部より高くなっている。

天王塚古墳 (2)
後円部には舞台のような建物があった。何?

天王塚古墳は彦狭島王の墓という伝承がある。彦狭島王は豊城入彦命の孫。豊城入彦命は崇神天皇の第1皇子で、東国を平定し毛野氏の祖といわれる人物(彦狭島王は上毛野氏の祖といわれる)。

彦狭島王の墓との伝承がある古墳には、三島塚古墳や将軍塚古墳などがある。
 「高崎市石原町・三島塚古墳
 「高崎市元島名町・将軍塚古墳