富岡市上高瀬の横瀬八幡宮。

横瀬八幡宮 (1)
横瀬八幡宮は慶長18年(1613年)に、この地域の人々によって創建された。貞享3年(1686年)に建て替え、正徳3年(1713年)に修理が行われたことが棟札によって判明している。

横瀬八幡宮 (2)
横瀬八幡宮 (3)
社殿は一間社流造りの構造で、屋根は古くは檜皮葺であった。絵様、彫刻、蟇股の形式など質素で、落ち着いた意匠をあらわしているなど、室町時代末期から桃山時代の様式を伝えてる。

群馬県で現存する一間社流造りの社殿は、類例も少なく貴重なものである。