伊勢崎市西久保町の赤堀歴史民俗資料館前庭に移築保存されている台所山古墳の石棺。
この石棺は昭和46年(1971年)に華蔵寺公園北の波志江町内の台所山古墳から出土し、市立北小に移されていたが現在は赤堀歴史民俗資料館の前庭に移設復元されている。
石棺は板状の石を組み合わせて作られている箱式石棺で、凝灰岩でできている。6世紀前半の製造と推定される。石棺発見時には、すでに古墳の墳丘はなく桑畑になっていた。なので、正確には台所山古墳から出土したという表現はニュアンスがちょっと違う。古墳名は後付け。
歴史民俗資料館の前庭に移築復元と言っても「とりあえず」感がありあり。(写真の左下、鎖で囲まれているところがそれ)
資料館を訪れる大部分の人が、間違いなく通り過ぎるだろう。
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