渋川市金井の分水石と滝不動。

分水石と滝不動 (1)
分水石と滝不動 (2)
分水石は金井宿の東と西の宿裏へ水を同じ量で流している。水争いをなくすため、均等分配の工夫が見られる貴重な石である。この用水は飲用以外に防火用にも使われていた。

分水石と滝不動 (3)
分水石と滝不動 (4)
不動様は滝不動といわれ、この水路を守っている。文久3年(1863年)の銘がある。

水争いはいつの時代にもどこでも起こっていたもので、こういう工夫で争いを回避しようとする知恵がすばらしい。