吾妻郡長野原町長野原の大洞山雲林寺。

雲林寺 (1)
雲林寺 (2)
雲林寺は弘長3年(1263年)龍幡和尚の創建。

雲林寺 (3)
雲林寺 (4)
その後、火災により焼失したため、永禄2年(1559年)海野幸光が開基となり、現在地に伽藍を再建した。

雲林寺 (5)
天明3年(1783年)の浅間山大噴火の供養石地蔵。長野原地域の被害も甚大で、雲林寺も溶岩泥流に流されている。雲林寺は、地域の有志の手によって文化10年(1813年)に再建されている。

雲林寺 (6)
この青面金剛塔は平成16年(2004年)に発見されたもの。浅間山の泥流に流されて来たものと考えられている。塔の右側面には明和5年(1768年)の銘がある。どこに建立されていたか不明であるため、雲林参道に置かれている。

雲林寺では、毎年8月5日に天明の大噴火供養祭を行っている。