前橋市河原浜町の大胡神社。

大胡神社 (1)
大胡神社 (2)
大胡神社の創建は不明だが、元は赤城神社の分霊を勧請した近戸神社と言い、大胡城の近戸曲輪にあった。近戸曲輪にあるから近戸神社ではなく、近戸神社があったから近戸曲輪と言ったらしい。

大胡神社は天文年間(1532~55年)に築城されたといわれるので、近戸神社の創建はそれ以前となる。明治42年(1909年)に旧大胡町内のすべての神社を合祀し、大胡神社と改称した。

大胡神社 (3)
大胡神社 (5)
拝殿は銅版葺き入母屋造り、本殿は入母屋破風造り。

大胡城内に玉蔵院という二宮赤城神社の別当寺があったことから、最初は二宮赤城神社系統だったと考えられる。しかし天正17年(1582年)に大胡城主・大胡高繁が三夜沢赤城神社へ祭祀を依頼しているので、以後三夜沢赤城神社系統に変わったようである。

そのためか、春秋の御神幸(御輿渡御:二宮赤城神社から三夜沢赤城神社まで)の休憩地になっている。

*御神幸
遷宮や祭礼に際し、御神体が神輿(みこし)などに乗って新殿や御旅所・祭場に渡御(とぎよ)すること