前橋市端気町の艮場山善勝寺。

善勝寺 (1)
善勝寺は平安時代の延暦年間(782~806年)から大同年間(806~10年)に勝道上人によって創建されたといわれる。

善勝寺 (2)
善勝寺 (3)
本尊の鉄造阿弥陀如来坐像は、仁治4年(1243年)に鉄を素材として造られた像高86cmの仏像(鉄仏)で、国の重文になっている。

善勝寺 (4)
不動明王が彫られた手水舎。

善勝寺 (5)
平成8年(1996年)に建立された5.4mの金銅製大仏(阿弥陀如来坐像)。先代の住職さんが大仏建立を悲願としていたらしい。

正嘉2年(1258年)に鎌倉幕府5代執権・北条時頼が善勝寺に立ち寄ったと伝えられている。この時、鎌倉坂にまつわる伝説が生まれている。

旅の僧(実は北条時頼)が善勝寺を訪れ、庭先の桜を見て「これは珍しい、ここに塩釜桜があったとは」と言い、「海もなく磯べも遠きこの里に何れのあまが植えし塩釜」と詠み、住職に進呈した。

僧が寺を辞した後、時頼であったことを知った住職は小僧に言い付け、引き返してもらうよう後を追わせた。小僧は追いついたが、時頼は「もう鎌倉に着いた。帰るには及ばない」と言って、船で利根川を渡っていったという。

このことから、小僧が追いついた坂を鎌倉坂というようになったという。

とは言え、オレは前橋の地理には思いっきり不案内なので、鎌倉坂がどこにあるのかさえも知らない。