前橋市紅雲町の大珠山是字寺龍海院。

龍海院は酒井氏の菩提寺で、酒井氏累代の墓がある(江戸幕府で大老を務めた酒井忠世や忠清の墓もある)。(「德川譜代・酒井家の菩提寺 -龍海院-」参照)

今回、龍海院を再訪したのは、初代前橋市長・下村善太郎の墓にお参りするため。

下村善太郎
前橋市役所前にある下村善太郎の銅像。

下村善太郎は文政10年(1827年)に前橋本町の小間物商家に生まれる。後に生糸商として成功し、明治維新後はその財力で前橋の発展に大きく貢献した。

明治25年(1892年)市制施行に伴って前橋市初代市長となるが、病気のため翌年死去。享年67歳。

下村善太郎の墓 (1)
下村善太郎の墓 (2)
下村善太郎の墓。入り口には葬儀の様子などを記した碑が建っていた。

下村善太郎の業績を記念して明治43年(1910年)前橋公園に銅像が建てられたが、昭和18年(1943年)に供出されている。現在の銅像(最初の写真)は、昭和58年(1983年)の「あかぎ国体」を機に市役所前に再建されたものである。