太田市由良町の大隅俊平(としひら)美術館。

大隅俊平美術館 (1)
大隅俊平美術館 (2)
大隅俊平美術館 (3)
人間国宝・大隅俊平刀匠の功績を後世に伝えるため、平成24年(2012年)刀匠が住んでいた母屋を改修して開館した。

大隅俊平(本名は貞夫)氏は昭和7年(1932年)新田郡沢野村(現太田市)に生まれ、20歳のときに長野県の刀匠・宮入昭平氏に師事して作刀技術を学ぶ。昭和33年(1958年)独立し太田市に戻る。

「新作名刀展」で最高位の正宗賞3度受賞。平成9年(1997年)には日本刀の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されている。

平成21年(2009年)死去。享年77歳。

大隅俊平美術館 (4)
大隅俊平美術館 (5)
大隅俊平美術館 (6)
館内には、太刀等の作品だけではなく、刀匠が作刀に使用していた道具なども展示されている。

大隅俊平美術館 (8)
大隅俊平美術館 (9)
大隅俊平美術館 (10)
大隅俊平氏は日本刀の中でも乱れのない端正な刃文「直刃」を追求する刀鍛冶として知られ、近年では豪壮優美な3尺(約90cm)前後の大太刀制作に力を注いでいた。

この日は、初お披露目という大小刀(おおこがたな)を含む17点の刀剣が展示されていた。それにしても、日本刀というのはすっごく綺麗だ!

大隅俊平美術館 (11)
大隅俊平美術館 (12)
仕事場は窓越しの見学。正面に見えるのは火床(ほど)。昭和54年(1979年)から亡くなるまで、この仕事場で数々の名刀が作られた。

大隅俊平美術館 (13)
大隅俊平氏は庭いじりが好きだったというだけあって、立派な庭園である。

見学前に刀剣制作過程のビデオを観ることができ、多少の知識を持って見学することができる。