高崎市下豊岡町の忠霊塔と忠魂碑。
常安寺の駐車場になっている空地(?)に忠霊塔と忠魂碑が建っている。

忠霊塔や忠魂碑は各地に建っており、戦地に散った英霊を弔っている。日頃はあんまり気に留めて見たことはないんだけど、忠魂碑に「稀典」って書いてあったので、もしや「乃木大将?」と思い確認してみた。

豊岡忠魂碑
調べてみると、確かに乃木稀典大将の揮毫であった。明治40年(1907年)豊岡尋常高等小学校の校庭に建てられたもの。昭和21年(1946年)学校内の忠魂碑などは撤去せよとの指示が出され、校庭に埋められたという。(いつ現在地に移ったかは不明)

豊岡忠霊塔 (1)
豊岡忠霊塔 (2)
隣の忠霊塔も見てみたら、揮毫が東条英機! 写真では分かりずらいが、「陸軍〇〇 東条英機 謹書」とある。〇〇が大臣なのか大将なのかは判別できず。昭和17年(1942年)に建てられている。

プレート上にまだらな異物が付いているので、戦後しばらく(と言うか最近まで?)名前を隠すように表面を何かで覆っていたようである。

群馬県内の忠魂碑の揮毫は乃木大将の他、大山巌元帥、児玉源太郎大将など、名だたるメンバー。忠霊塔は、約半数が東条英機の揮毫だという。

揮毫者に対していろいろ意見もあるかもしれないけど、大事なのは戦没者への畏敬の念だから。誤解のないように。

今度から、忠霊塔や忠魂碑も注意して見るようにする。