吾妻郡草津町の草津白根山・湯釜(ゆがま)。

白根山は那須火山帯に属する標高2160mの活火山。近隣の逢ノ峰と本白根山を含めた三山の総称とすることもあり、この場合は標高2171mの本白根山が最高峰となる。

白根山・湯釜 (1)
草湯の温泉街から車で20分ほど登っていくと、白根レストハウスがある。ここから湯釜へ歩いて登って行く。

湯釜立ち入り規制
白根山・湯釜 (2)
火山活動は現在「噴火警戒レベル1(平常な状態)」を保っているが、第1次規制(湯釜より半径500m以内立入禁止)は継続実施中。そのため、中央の登山道から展望台へは行けず、上の図の左側緑部の展望所へ向かう。

白根山・湯釜 (3)
白根山・湯釜 (4)
紹介サイトなどでは、湯釜まで「緩やかな登りで20分」とあるが、これがけっこうきつい。石を敷いた登山道は歩きにくい。それに言うほど緩やかではない!緩やかどころか急坂だ! (緩やかって、中央登山道のことだったのかな?)

白根山・湯釜 (5)
白根山・湯釜 (6)
白根山・湯釜 (7)
ぜいぜい言いながら山頂部へ。エメラルドグリーンの湯釜が目の前に。おぉ~っ!! ちょっと興奮。登山道を頑張って登った者だけが味わえる感動、といった感じかな。

湯釜は白根山頂にある火口湖で、直径300m、水深30m。白い岩肌の火口壁にエメラルドグリーンの湖水をたたえる姿は神秘的である。

pHが1.0前後であり、世界でも有数の酸性度が高い湖。これは火山ガスに含まれる塩化水素や二酸化硫黄が水に溶け込み、塩酸や硫酸となったためと考えられている。

湖水がエメラルドグリーンに見えるのは、水に溶け込んでいる鉄イオンや硫黄などの影響で、特定の波長の光が吸収されるから。

白根山・湯釜 (8)
国道292号(志賀草津道路)の反対側にある弓池。白根山の火口湖のひとつだが、豊かな緑に覆われた湿原になっており、木製の遊歩道が整備されている(1周約20分)。