藤岡市鬼石の鬼石神社。

鬼石神社 (1)
鬼石神社 (2)
鬼石神社の創建は不明だが、鬼にまつわる伝説が残っている。

鬼石神社 (3)
鬼石神社 (4)
御荷鉾山に悪事をはたらく鬼が住んでいて、村人に危害を加えていた。人々が困り果てていたとき、偶然立ち寄った弘法大師に助けを求めると、弘法大師が護摩を焚き鬼退治してくれた。鬼は近くにあった大きな石を放り投げて逃げ出し、その石が落ちた所を「鬼石」と言うようになった。

ちなみに、鬼が石を投げた所は「投石峠」という地名で残っている。

鬼石神社 (5)
鬼石神社 (6)
社殿は寛永6年(1794年)の建立とされる。

鬼石神社 (7)
鬼が投げた石(鬼石)は、本殿下に御神体として祀られている。横からの覗いたらそれらしき石が見えたが、自信はない。鬼石は直径4尺(120cm)、地上高さ3尺(90cm)、地下不明で、昔は絹で厚く巻き綿で堅く包んであり、神主さえも見ることが出来なかったという。

ところで、鬼石神社には平将門を祀るという伝承がある。将門が秩父山中に落ちのびたという伝説と関連があるのかも。鬼石町から見ると秩父は、神流川を越え一山超えればすぐなので、意外と近い。

神流川の名称は「野栗(上野村)で疫病が流行したとき、野栗神社(現乃久里神社)のご神体である弟橘媛の髪を流したて浄めた」ことから、髪流川、神流川となったといわれるが、他説では将門の髪が流れ、それが元で追っ手に気付かれ将門が討ち取られたから髪流川、神流川という説もある。