藤岡市西平井の七地蔵尊。

七地蔵尊 (1)
平岩山平井寺(へいせいじ)の参道にあったものと考えられている。平井寺はすでに跡形もなく、詳細は不明である。

この辺りは、関東管領・山内上杉氏の居城である平井城のお膝元であり、その名を冠していることから、相当な規模のお寺だったと思われる。(まったくの個人的想像だが。)

七地蔵尊 (2)
七地蔵尊 (3)
七地蔵尊は磨崖仏であるが、かなり風化が進んでおり、地蔵尊の姿はほとんど分からなくなっている。

実はこの道はしょっちゅう通っているんだよね。道端に七地蔵尊があるなんて、まったく気づかなかった。意外に歴史的な遺物が、あちこちにあるんだと思うけど、気付かない物の方が多いんだろうね。