安中市郷原の慶光山自性寺(じしょうじ)。

自性寺 (1)
自性寺 (2)
薬医門形式の山門。なぜか閉まっている。本堂は銅板葺き寄棟屋根。入り口がかなり右側にある。

自性寺 (3)
宝篋印塔が2基あり、安中市の重文になっている。左の塔は応永3年(1396年)の造立。高さは95cmで基礎、塔身、笠、相輪からなる関東形式。右の塔は嘉吉3年(1443年)の造立。高さは93cmで、上段の造り出しが高く、九輪が太いく短い。

いずれも南北朝期を代表する宝篋印塔の形式である。

自性寺 (4)
自性寺 (5)
墓地のお堂には座棺輿や天蓋、六角灯籠、竜頭があった。今もこの辺では野辺の送りをやってるんだろうか?

自性寺 (6)
磯貝雲峰の墓。

磯貝雲峰は明治時代の詩人。雲峰は慶応元年(1865年)旧九十九村下増田に生まれる。本名は内田由太郎。幼少より勉学に志し同志社大に学ぶ。

「女学雑誌」「国民之友」などに詩歌、訳詩、小説、評論を発表。明治28年(1895年)に渡米、帰国後も中央文壇で活躍したが、明治30年(1897年)32歳で死去。代表作は「知盛卿」。