安中市板鼻の龍澤山聞名寺(もんみょうじ)。

聞名寺 (1)
聞名寺 (2)
聞名寺 (3)
聞名寺は時宗の創始者・一遍上人が諸国を廻っているとき、弘安3年(1280年)に開山したといわれる。

その際、什宝として持蓮華、数珠、袈裟、払子、笈の五品を置いている。特に笈は、一遍上人の十二光筥の第七にあたるもので、現在日本に残存する3個の中のひとつ。

笈ってのは仏具、衣服、食器などを入れて行脚したつづらのこと。

笈240ピクセル
笈は高さ約39cm、幅39.5cm、奥行き27cm。4角柱4本に竹釘で留めた柾目の檜材に麻布を下張りし、黒漆で塗り上げてある。中段両側面に格狭間をくりぬき、台部には刳形がある。鎌倉時代のものと考えられている。(写真は安中市のHPから)

笈や持蓮華などの五品や一遍上人の遺品は、毎年8月16日に御開帳される。