安中市松井田町の荻野屋。
「峠の釜めし」の製造・販売元と言えば分かりやすいか。

おぎのや資料館 (10)
荻野屋は明治18年(1885年)創業、昭和33年(1958年)に発売した「峠の釜めし」が大ヒット。写真は横川駅前の本店。

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本店前にある「おぎのや資料館」。

おぎのや資料館 (7)
おぎのや資料館 (2)
おぎのや資料館 (8)
おぎのや資料館 (4)
おぎのや資料館は、信越線横川-軽井沢間が廃線になった後、地域の活性化を願い開館したもの。館内には横川駅にまつわるもの、おぎのやの歴史等が展示されている。

おぎのや資料館 (11)
おぎのや資料館 (13)
釜めしは、直径14cm、高さ8.5cm、重量725gの益子焼の釜に入った薄い醤油味の出汁による炊き込みご飯である。鶏肉、しいたけ、たけのこ、栗、杏子、うずらの卵などが彩りを添える。

釜は栃木県芳賀郡益子町の窯元・つかもとで製造されており、釜の上部(上薬が塗ってある茶色の部分)には、「横川駅」「おぎのや」の文字が刻まれている。

当時は、信越線の全列車が、横川駅-軽井沢駅間の碓氷峠通過に際し、ED42形電気機関車への付け替えが必要なために、比較的長時間停車するので、駅弁として売りやすかった。また、温かい駅弁(昭和30年代では画期的!)であったことなどから人気商品となり、現在まで販売されているロングセラー駅弁となった。

今は駅弁と言うよりも、郷土料理といった方がいいかも知れない。