安中市鷺宮の咲前(さきさき)神社。

咲前神社 (1)
咲前神社 (2)
白鳳元年(672年)、下総国・香取神宮の経津主命を鎮座し、先宮明神といわれた。万延元年(1860年)に前宮神社となり、明治11年(1878年)から咲前神社と称するようになった。

咲前神社の社名のいわれは、抜鉾神社(貫前神社)の旧鎮座地(前宮)だったからと伝えられている。

咲前神社 (3)
咲前神社 (4)
本殿は文政3年(1820年)頃の建立。

咲前神社 (5)
小石を乗せて願をかけると、願いがかなうという養蚕の神にまつわる奇石。根子石というらしい。猫から来ており、ネズミ除けになることが始まりとか。

咲前神社には白いヘビがいるといわれ、「蚕の神様」だという。白いヘビを拝んで、神社から借りて来ると「蚕が当たる」といって信仰された。ネズミ退治のため、咲前神社にお参りして「白いヘビをお貸しください」と願をかけたという。

咲前神社 (6)
最後に、ここで引いたおみくじ。久しぶりの大吉。