みどり市東町草木の富弘美術館。

富弘美術館 (1)
富弘美術館 (2)
旧勢多郡東村出身の画家・詩人星野富弘の作品を展示した美術館である。1991年(平成3年)東村立の美術館として、老人福祉施設を改装して開館。建物の老朽化に伴い、2005年(平成17年)に新しい富弘美術館が開館。

富弘美術館 (3)
富弘美術館 (4)
星野富弘は、1970年(昭和45年)中学校教員時代に頸髄を損傷、手足の自由を失う。病院に入院中、口に筆をくわえて文や絵を書き始める。

富弘美術館 (5)
富弘美術館 (6)
富弘美術館 (7)
透明感あふれる水彩で描かれた草花と、素朴で美しい詩の世界から、見る者に「生きることのすばらしさ」「生きる勇気」を与えると評判になり、全国各地で「花の詩画展」開催され、随筆が教科書に掲載された。

富弘美術館 (8)
美術館の後ろには草木湖が。草木湖へつながる散策路も整備されている。

美術館をつくる計画があがった当初、星野は「どうせハコものを作っても、そのうちクモの巣が張ってしまうのでは・・・。」とためらっていたが、連日たくさんの来館者でにぎわい、開館96日目で入館者が10万人を超え、2010年(平成22年)には入館者600万人を数えている。

2006年(平成18年)には、障害を克服し永年優れた詩画の創作活動を続け、多くの人々に生命の尊さを伝え、深い感動と生きる勇気を与えた功績から、群馬県名誉県民の称号を贈られている。