高崎市足門町の天王山徳昌寺。
ここには、福田赳夫元首相が眠っている。
文明18年(1486年)の創建、天正18年(1590年)に現在地へ移転している。明治6年(1873年)に火災で堂宇を焼失したが、昭和6年(1931年)に再建されている。
「勤勉の鐘」と名付けられた鐘(鐘楼)。碑は福田赳夫元首相の書。
福田赳夫元首相の墓。
昭和51年(1976年)12月から約2年間、内閣総理大臣を務める。再選を目指したが大平正芳に敗れ、「天の声にも変な声もたまにはあるな」との名言(?)を残す。
「1960年代~70年代の経済危機は、いずれも福田によって収拾された」という指摘もあり、とくに田中・三木内閣でオイルショック後の官民あげた総需要抑制政策を指揮し、成功させたことは高く評価されている。
平成7年(1995年)7月5日、肺気腫のため死去。享年90歳。
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