伊勢崎市境の瑠璃光山愛染院無量寺。

愛染院 (1)
愛染院は文禄2年(1593年)定室法印の開基と伝わる。鐘楼門は安永2年(1774年)の建立。

愛染院 (2)
鐘楼門が閉まっていたので、右側にある山門から境内に入る。

愛染院 (3)
愛染院 (4)
本堂は天保6年(1835年)の建立。

愛染院 (5)
境内にある二十二夜塔は、安永9年(1780年)に女人講と足袋商・内田氏の協力により建てられたもの。

愛染院 (6)
台座には「右本庄・秩父道」「左中瀬・江戸道」とあり、道標も兼ねている。この辺りは、江戸時代には伊勢崎藩主の江戸参勤交代や、生糸の運搬など上州の玄関口として利用され、重要な分岐点であったことがうかがえる。(この二十二夜塔は、付近の交差路から愛染院の境内に移されたもの。)

二十二夜講は月待ち信仰のひとつ。特定の月齢の夜に集まり、飲食を共にした後、経などを唱えて月を拝み、悪霊を追い払うという宗教行事である。二十二夜の他に、十五夜、十六夜、二十三夜などがある。