伊勢崎市本町の伊勢崎神社。

伊勢崎神社 (1)
建保元年(1213年)、鎌倉幕府御家人・三浦義澄によって創建されたといわれている。義澄は同聚院を創建した三浦義明の子である。
(「伊勢崎市曲輪町・白華山同聚院円満寺」参照。)

元徳元年(1329年)、現在地へ移築したのは新田義貞だといわれる。

伊勢崎神社 (2)
伊勢崎神社 (3)
伊勢崎神社 (4)
拝殿の彫物は昭和7年(1932年)、伊勢崎町(当時)の池田長光作。

伊勢崎神社 (5)
伊勢崎神社 (6)
伊勢崎神社 (7)
本殿は嘉永元年(1848年)の再建で、一間社、流造り、銅板葺き、建物全体に2代目石原常八作による精巧な彫刻が施されている。壁面には中国の故事と思われる透かし彫りが見らるれる。

ところで、社額の下に木製のプロペラが奉納されている。社額の写真の下の方に、中心部のネジ止めする部分が写っている。このプロペラは中島飛行機(現富士重工)の従業員が、戦時中に飛行機が無事に帰ってくるようと祈願したそうだ。

しかし、オレは全く気が付かず見逃した。