前橋市上泉町の上泉郷蔵。

上泉郷倉 (1)
上泉郷倉 (3)
郷蔵は江戸時代、年貢を一時的に貯蔵するために造られたもので、上泉郷蔵は寛政8年(1796年)に造られた土蔵。間口8間(14.4m)奥行3間(5.4m)の平家の切妻屋根、土壁造り。もともとは萱葺きであったが、寛政5年(1858年)に瓦葺きになっている。

上泉郷倉 (4)
上泉郷倉 (2)
郷蔵は県内各地に造られたが、現在残っているものは3例のみ。上泉郷蔵は明治42年(1909年)まで実際に使用されていた。また、関係する古文書も豊富にあり、その経緯等を知ることができる。

もともとこの辺りは上泉城があったところで、この郷蔵はその本丸跡に建っている。そうすると、寛政8年(1796年)にはもう城はなかったことになる。

すぐ隣には上泉町自治会館があり、前回の西林寺で紹介した上泉信綱の銅像が建っている。
(「剣聖・上泉信綱の墓 -西林寺-」参照。)