前橋市二之宮町の赤城神社。
大洞赤城神社、三夜沢赤城神社と赤城神社本宮論社のひとつ。二宮赤城神社と大洞赤城神社は、里宮と山宮(奥宮)の関係であったともいわれている。

二宮・赤城神社 (1)
11代垂仁天皇の時代の創建と伝えられている。

二宮・赤城神社 (6)
二宮・赤城神社 (2)
木々に囲まれた参道を進んでいくと、御神橋(神代橋)と随神門がある。

二宮・赤城神社 (3)
二宮・赤城神社 (4)
二宮・赤城神社 (5)
意外と質素な拝殿と本殿。本殿は覆屋で覆われている。他に参拝客がひとりもいなかったので、のんびりお参り&散策。

この辺りは赤城の南麓で、東は粕川、西は荒砥川(ともに赤城山を水源としている)が流れ、赤城信仰上絶好の地だという。

赤城山から流れる水で土地が肥え、農作物が育ち、災害を防ぎ、生きるための水も得ることができる。生活できるのは赤城山のお陰という赤城信仰。そのため分社は赤城山の水が流れる南側に多く、北には殆どない。

二宮という名前、またそれが地名にもなっていることを考えると、もともとはここが本宮だったのかもね。その後いろいろあって分かんなくなったってことかな?

さて、赤城神社を3ヶ所巡ってきたが、個人的には三夜沢・赤城神社が気に入った。あの荘厳さは素晴らしかった。

他の赤城神社記事は、下記を見てね。
 「大洞赤城神社」、「三夜沢赤城神社