前橋市昭和町の岩神稲荷神社。群大医学部のすぐ南側にある。

岩神稲荷神社 (5)
岩神稲荷神社 (4)
神社裏に巨岩があり、昔からこの巨岩を拝祭して岩神と言った。岩神の地名はここからきている。

岩神稲荷神社 (2)
朱色のこじんまりとした本殿の後ろに、巨岩がある。これが、岩神の飛石と呼ばれる巨岩である。本殿と比較し、岩がいかに大きいかがよく分かる。

岩神稲荷神社 (3)
岩神稲荷神社 (1)
飛石は、周囲が約60m、高さは地上に露出した部分だけで9.65m、さらに地下に数mは埋もれているらしい。

なんでここに巨岩があるかというと、大昔の火山活動の賜物らしい。

いろいろ調べると、赤城山説と浅間山説の2つあるようだ。ひとつは、10万年以上前の赤城山の爆発により噴出した火山岩や火山灰が冷えて固まり、約2万年前の浅間山の爆発 によって生じた火山泥流によって、ここまで運ばれたというもの。

もうひとつは、2万4000年前の浅間山の噴火で起きた、山体崩壊による泥流が吾妻川に流入し、利根川を流れ下ってこの場所で止まった、とするもの。

まあ、どっちにしろ火山活動のすごさを物語っている。

ちょっと今の時期は、木々の葉がうっそうとしていて、飛石全体のスケールが分かりずらい。冬の葉が落ちた時なら、見やすい(分かりやすい)かもね。

*追記
平成25年(2013年)から行われた調査により、上記2説のうち2万4000年前の浅間山の山体崩壊によるものと判明した。