桐生市新里町関の三谷山瀧興寺。
瀧興寺は元和3年(1617年)尊光和尚が開山したと伝わる。
本堂は火災により焼失しており、開山当時の記録などは残っていない。
山門手前左側に虚空蔵菩薩像がある。安山岩製で約90cm。基壇と基礎石を合わせると約2.7m。
安永5年(1776年)の建立。願主は北爪藤七で、先祖の供養と家運の繁宋を願ったもの。
瀧興寺前に「七十六丁」と刻まれた丁目石があった(写真はない)。何のことか分からなかったんだけど、帰ってきてから調べてみたら、滝沢不動尊までの距離を示す石だった。
瀧興寺と関の磨崖仏から滝沢不動尊までの道沿いに76個あったらしい。(現在は、ほとんど残ってない。)
後で載せる関の磨崖仏の所にもあったので(何丁目か見なかった)、何かと思ったんだよね。
ちなみに滝沢不動尊ってのは、国定忠治が隠れていた「忠治の岩屋」があるところ。
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