近代化遺産とは、江戸時代末期から昭和20年代(終戦時期)までの間に
近代手法によって造られた建造物のことをいう。

今回はノコギリ屋根工場群を3つ紹介。

桐生市東久方町の旧金谷レース工業。
旧金谷レース工業 (1)
旧金谷レース工業 (2)
金谷レース工業のノコギリ屋根工場は、大正8年(1919年)の建築。外壁のレンガは日本煉瓦製造社製である。建築当初のノコギリ屋根は8連であったが、現在は4連となっている。レンガ壁をもつノコギリ屋根工場としては桐生市で唯一の現存建造物である。ノコギリ屋根工場は平成20年(2008年)に改装され、カフェになっている。

桐生市東久方町の旧斎憲テキスタイル工場。
旧斎憲テキスタイル工場 (1)
旧斎憲テキスタイル工場 (2)
斎憲テキスタイル工場は昭和2年(1927年)に建築された大谷石造りの工場。当初は3連だったが増築されて5連となった。現在は酒屋さんのワインセラーとなっている。

桐生市東久方町の旧住善織物工場。
旧住善織物
住善織物工場は大正11年(1922年)に建築された鉄筋コンクリート造りの工場。桐生市に残る唯一の鉄筋コンクリート造りのノコギリ屋根である。現在はアトリエとして利用されている。

桐生市は戦災にあわなかったことから、現在でも建造物をはじめとする多くの近代化遺産が残っている。

そう言えば、以前行った広沢町の「桐生自動車博物館」もノコギリ屋根工場だね(旧飯塚織物工場)。(「小さな自動車博物館 -桐生自動車博物館-」参照)