桐生市本町の矢野本店&有鄰館。

有鄰館 (1)
矢野本店は享保2年(1717年)の創業で、寛延2年(1749年)に現在地に店舗を構えて以来、桐生の商業発展に大きく寄与してきた。店舗は大正5(1916年)の建築で、木造2階建て、切妻、桟瓦葺きで、江戸時代以来の商家建築である。

現在は内部を改装し、矢野園(お茶、お米・喫茶有鄰)として営業致している。

有鄰館 (2)
有鄰館 (5)
有鄰館は矢野本店敷地内に建てられた煉瓦造り建物を含む11棟の歴史的建築物群の総称(旧矢野蔵群)。古いものは天保14年(1843年)建造で、他も明治・大正期に建造されている。

有鄰館 (3)
有鄰館 (6)
煉瓦蔵の外観と内部。煉瓦建造物としては、桐生市最大規模を誇る。

有鄰館(旧矢野蔵群)は、平成6年(1994年)に桐生市に寄贈され、現在はコンサートの舞台や文化・芸術展などの会場として活用されている。


有鄰館 (3)
明治23年(1890年)の矢野蔵群(株式会社 矢野のHPより)。

創業者の矢野久左衛門は近江の商人で、当主は代々久左衛門を名乗り、清酒の醸造から、味噌、醤油の醸造、荒物、染料、薬、呉服と商売を広げている。