桐生市仲町の桐生倶楽部会館。

桐生倶楽部 (1)
社団法人「桐生倶楽部」は、明治33年(1900年)に誕生した産業人の社交機関「桐生懇話会」をその設立母体としている。当時桐生町と周辺町村の有力者は協力して、桐生停車場、銀行誘致、電話設置などに尽力、桐生町発展の基礎を作った。

桐生倶楽部 (2)
桐生倶楽部 (3)
桐生倶楽部会館は、大正8年(1919年)に桐生倶楽部の活動拠点として造られた木造2階建て、寄棟、瓦葺きの大正モダニズムの薫りを伝える洋館。縦長の上げ下げ窓、4本の煙突、玄関ポーチにはギリシャ神殿風の柱、玄関扉上部はファンライトと呼ばれる半円形の欄間を設えている。

桐生倶楽部 (4)
外壁はリシン吹き付けで、桐生倶楽部のマーク(?)「K」の文字が。

桐生倶楽部 (5)
桐生倶楽部 (6)
桐生倶楽部 (7)
各部屋は机や椅子、暖炉にランプ、絵画など、それぞれの部屋の用途、雰囲気に合った調度品が置かれ、部屋の個性をさらに引き立てている。

大正時代は15年と短かったが、日本が大きく変化した時期である。このように大正モダニズムを感じる建物は数少なくなっており貴重と思う。