桐生市相生町の桐生明治館。

桐生明治館 (1)
明治11年(1878年)に衛生所兼医学校として、前橋(現群馬会館位置)に建設される。その後、昭和3年(1928年)に山田郡相生村役場として移築される。

昭和59年(1984年)から昭和61年(1986年)にかけて保存・修理工事行い、創建当時の姿に復元されている。

桐生明治館 (2)
建物は木造二階建の桟瓦葺で、当時の洋風潮流に基づくポーチやベランダを付けた典型的な擬洋風建物。玄関を中心に、ほぼ左右対称。

桐生明治館 (3)
桐生明治館 (4)
明治期の人力車・自転車・カメラ、ピアノや家紋入りのドローイングデスクなど、身の回りの品が展示されており、当時の面影を感じることができる。ピアノは桐生随一の豪商・12代書上文左衛門が、大正11(1922)年に納入したもの。

桐生明治館 (5)
2階中央の貴賓室。奥の赤い二脚の椅子は、明治35年(1902年)に皇太子時代の大正天皇がご来桐の折にご使用になられたもので、昭和9年(1934年)に行幸された昭和天皇が再びご使用になられたものらしい。(ただ、この明治館とは関係ないみたいだけど。)

明治の初期洋風建築のさまざまな特徴が見られ、古き時代の面影と異国情緒を今に伝えている。