吾妻郡草津町の平九塚と皇大神宮(こうたいじんぐう)。

平九塚と皇大神宮 (1)
平九塚と皇大神宮 (3)
平九塚と皇大神宮 (2)
江戸時代、草津に流れてきた「平九」という念仏僧がおり、草津中を念仏を唱えて歩き、温泉客の施しを受けて暮らしていた。

しかし年老いて身体も不自由になったので、ある日「永々お世話になりました」と別れを告げ、皇大神宮の入り口に穴を掘り、中に入って鉦をたたき念仏を唱えながら往生した。

即身仏になったってこと。

平九塚と皇大神宮 (4)
哀れに思った村人が、塚を築き灯籠を建てて供養したのが、この平九塚である。

江戸中期作の謡曲に「草津」とういうのがある。それは善光寺に行く道すがら、草津に立ち寄った旅僧に、平九が塚から現れて草津温泉の由来を語る、というもの。平九が語り継がれているということ。

この日も新しい花が手向けられており、平九は今も草津の方々から慕われているようだ。