利根郡みなかみ町上津の鳥越山如意寺。
ここには、上杉謙信の供養塔がある。

如意寺 (1)
如意寺 (2)
寛正3年(1462年)に、名胡桃城主・沼田景冬の姉が出家して庵を造り、如意輪観音を安置したのが始まりという。

如意寺 (3)
元和3年(1617年)玉泉寺十世長薫和尚の代に、寺格を改め鳥越山宝珠院如意寺となり、天正3年(1575年)に現在地に移築している。

如意寺 (4)
天正6年(1578年)上杉謙信が春日山城で病死したことを悼み、沼田城代・上野中務家成が、当時後閑にあった恕林寺に供養塔(宝篋印塔)を建立し、越後に去った。

塔身はなく、基礎は3つに区画され「造立石塔一基」「奉為謙信法印」「天正戊寅四月日」と彫られている。

恕林寺は天正10年(1582年)戦火に焼け、供養塔は如意寺に遷された。ちなみに恕林寺は舒林寺と文字を改めて、寛文8年(1668年)沼田へ移転・再建されている。
(「真田信政二男・信守の墓 -舒林寺-」参照)