沼田市白沢町高平の書院。

高平の書院 (1)
慶安2年(1649年)4代真田沼田藩主・真田信政が、高平の宿割などを行ったおりに設置され、その後は領主の領内見回りや鷹狩の休憩所として利用された。当時、敷地内に7棟の建物が配置され、書院はその一部である。その後、黒田氏が藩主時代(江戸時代中期)に再建されている。

高平の書院 (2)
主室には 床・脇床・平書院を設け、次ノ間にも間口2間の床を備えている。数寄屋風書院としては、県内屈指の建築物だという。

高平の書院 (3)
高平の書院 (5)
敷地内には推定樹齢約400年の五葉マツがある。高さ18m、目通り2.5m。高平の宿割の際、書院の庭木として植樹されたものと伝えられている。(慶安2年の植樹だとすると、360年余りとなる。)

五葉マツとしては、この地方まれに見る巨木で、樹勢も旺盛である。品種は南方系(四国系)に属し、この地方にあることは珍しい。

高平の書院 (6)
もう少し整備(修復)し、有料でもいいので公開すれば、と思った。個人所有のままでは難しいので、群馬県、沼田市も何か考えたほうがいいよ。