利根郡川場村天神の歴史民俗資料館。
明治43年(1910年)、川場小学校の校舎として建てられ、昭和61年(1986年)移築・改修し、昭和62年に歴史民俗資料館として開館。
1階は村の歴史を年代別に展示。村内の遺跡から出土した縄文・弥生式土器や刀剣、甲冑など。
直心影流の巻物と皆伝書があった。いち早く竹刀と防具を使用し、打ち込み稽古を導入した流派であり、江戸時代後期には全国に広まった。
第9代・長沼綱郷が沼田藩に仕官したことから、長沼家は代々沼田藩で直心影流を指南した。そのため、巻物や皆伝書が川場村に残っているようだ。
2階は「薄幸の女流歌人・江口きち」資料室や民具、農具、教育関係資料を
展示している。
江口きちは、昭和時代前期の歌人で、貧困のなかで多くの歌を詠んだ。
年老いた父、病気の兄、妹を抱えた苦しい生活の中で、唯一の生きがいは短歌だったという。最期は、昭和13年(1938年)兄とともに(というか兄を道連れに)服毒自殺。享年25歳。白いドレスは自殺時に着ていたもの(実物じゃないけど)。
江口きちの資料を見てたら、ちょっとウルウルしてきて・・・・・。
コメント
コメント一覧 (2)
そうでしたっけ💦
「川場村歴史民俗資料館さん、失礼しました (_ _)」
自分も今日、川場村歴史資料館へ
行って来ました。
あそこって撮影禁止ですよね?www