沼田市白沢町の武尊山雲谷寺。
ここには新田義宗の墓と伝わる五輪塔がある。

雲谷寺 (1)
雲谷寺 (2)
雲谷寺 (3)
雲谷寺は元徳2年(1330年)の創建と伝わる。

雲谷寺 (4)
雲谷寺 (5)
本堂の裏山に並ぶ南北朝期の五輪塔。いずれも総高120cmを越える堂々としたものである。中央の無銘の五輪塔が、うつぶしの森で最期をとげた新田義宗の墓といわれている。

向かって右側の五輪塔は、「長州禅門永禅応安三年」とあり、船田長門守経政の墓と推定されている。経政は義宗の亡骸をこの地に葬った執事である。左側の五輪塔は「聖慶禅尼文和三年」とあるが、誰であるかは不明。(禅尼とあるから、奥方?)

義宗の墓と伝わる五輪塔が無銘なのは、足利方に破壊されることを恐れてのことか?

五輪塔の後ろには、樹高37m、目通り4.5mの大杉がそびえている。長い間五輪塔を見守り続けている。(五輪塔は一時期土中に埋もれていたが、近年雲谷寺の墓地事業の際に掘り出され、整備された。)