利根郡みなかみ町相俣の赤谷湖記念公園。
赤谷川をせき止めた相俣ダムによりできたダム湖。その湖畔にある公園。
上の写真で赤谷湖の対岸に見えているのは猿ヶ京温泉街のホテル群。
樹齢約40年のソメイヨシノが100本余りが植えられており、遠くの谷川連峰の残雪とともに桜の花が湖面に映えてすばらしい眺めになる。見頃は4月中旬~5月上旬。
ここには上杉謙信ゆかりの「さかさ桜」がある。
上杉謙信が初めて関東に兵を出したとき、春日山から持ってきた桜の杖を逆さにして出陣の吉兆を占うと、不思議なことに芽吹いたと伝えられている。幹の直径2.5m、樹高20mの巨木で、推定樹齢は400年。
赤谷湖あたりには、かつて笹の湯、湯島温泉などがあったがダム建設により湖底に沈み、湖岸に猿ケ京温泉が造られた。
三国国境の山並みを映す静かな湖である。赤谷湖はダム湖100選に選ばれている。
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