利根郡みなかみ町湯原の旧戸部家住宅。
前回の水上歴史民俗資料館の敷地内にある。

旧戸部家住宅 (1)
旧戸部家住宅 (7)
旧戸部家住宅 (2)
建築年代を示す古文書は残っていないが、構造・手法等から18世紀前半に建てられたものと考えられている。木造平屋建て、寄棟、萱葺、直屋形式、桁行き10間、梁間4間の建物。

屋根の棟には草花を植えるなど、当時の県内北部の寒冷地に見られる形式である。手入れが行き届いてなく、屋根に雑草が生えている訳ではない。

旧戸部家住宅 (6)
旧戸部家住宅 (5)
旧戸部家住宅 (4)
内部は向って右半分が土間空間で、左手が居住空間になっている。居住空間には客室や床の間。土間のほうには小さい風呂場が。

旧戸部家住宅 (3)
棟持柱が屋根まで達していること、梁等の横材は曲がりくねった細いものであること等、江戸時代初期の特徴を示している。

昭和45年(1970年)国の重要文化財に指定されたことから、旧水上町が買い上げ、昭和49年(1974年)に現在の場所へ移築した。

でも、もともと戸部家は川場村の農家なのに、文化財保存のため買い取るなんて、旧水上町はたいしたもんだ。

まあ、いろいろ経緯はあるんだろうけどね。