高崎市新後閑町の飯玉山荘厳寺(しょうごんじ)。
ここには観音山の白衣観音を建てた、井上工業創始者・井上保三郎の墓がある。

荘厳寺 (1)
寛永10年(1633年)の開山。

荘厳寺 (2)
荘厳寺 (3)
高崎市のシンボルでもある高さ約42mの観音様。この観音様を私財を投じて建立したのが井上保三郎。保三郎が死去したのは、観音様開眼の2年後、昭和13年(1938年)である。

葬儀はここ荘厳寺で行われたが、参列者の行列は寺から自宅まで続いたという。自宅は八島町とのことなので、1km以上ある?(八島町は高崎駅西口あたり。)

荘厳寺 (4)
荘厳寺 (5)
墓地にあるお墓の中で、ひときは目立っているのが保三郎の墓(井上家の墓)。

保三郎は明治21年(1888年)井上保三郎商店を創業。昭和4年(1929年)には井上工業を設立、高崎を中心とする群馬の近代化に貢献した人物である。

井上工業は平成20年(2008年)に倒産。この時の架空増資により、後に当時の幹部が逮捕される騒動を起こした。

草葉の陰で保三郎も嘆いていることだろう。