高崎市石原町の洞窟観音。

洞窟観音 (5)
洞窟観音 (6)
新潟県柏崎市出身で、高崎で呉服店を開き財を成した、山田徳蔵氏により建設された。

昭和2年(1927年)に着工され、徳蔵氏が80歳で亡くなる昭和39年(1964年)まで続けられた。

洞窟観音 (3)
洞窟観音 (4)
洞窟観音 (1)
洞窟観音 (2)
洞窟内の400mにわたる坑道には、巨岩・名岩が連なり、それらに囲まれるように、名工・楽山が彫刻した観音像が36体安置されている。

中は冷んやりしていて、心地よかった。冬だと寒いかもね。

観音様にも、いろんな種類があるんだね。ほとんど知らなかった。いくつか紹介すると、遊戯(ゆうげ)観音、延命観音、蛤蜊(はまぐり)観音とか。

山田徳蔵氏は30歳ちょっとで観音霊場の建設を思い立ち、すべての私財と情熱を傾けて、この建設を続けたという。信仰心の厚い徳蔵氏は、財を私することを潔しとしなかったということ。

成功する人ってのは、俗人とはやっぱりなんか違うね。