高崎市石原町の洞窟観音。
新潟県柏崎市出身で、高崎で呉服店を開き財を成した、山田徳蔵氏により建設された。
昭和2年(1927年)に着工され、徳蔵氏が80歳で亡くなる昭和39年(1964年)まで続けられた。
洞窟内の400mにわたる坑道には、巨岩・名岩が連なり、それらに囲まれるように、名工・楽山が彫刻した観音像が36体安置されている。
中は冷んやりしていて、心地よかった。冬だと寒いかもね。
観音様にも、いろんな種類があるんだね。ほとんど知らなかった。いくつか紹介すると、遊戯(ゆうげ)観音、延命観音、蛤蜊(はまぐり)観音とか。
山田徳蔵氏は30歳ちょっとで観音霊場の建設を思い立ち、すべての私財と情熱を傾けて、この建設を続けたという。信仰心の厚い徳蔵氏は、財を私することを潔しとしなかったということ。
成功する人ってのは、俗人とはやっぱりなんか違うね。
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